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紅葉温泉ツーリング レポート (B.B.S.過去ログより) 投稿時間:02/11/13(Wed) 23:06 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その1 ★出発 午前4時、無粋なアラームが響き渡る。 俺は乱暴に時計を叩き、ベッドから起き上がった。 手探りで煙草をくわえ、火を点ける。 煙は生き物のように身をくねらせながら、部屋の中にゆっくり広がってゆく。 俺はブラインドを指で開いた。 世界は闇に包まれ、惰眠を貪ったままだ。 火傷しそうな熱い湯と、氷のように冷たい水のシャワーを交互に浴びる。 皮膚の下の筋肉が引き締まり、俺の中の野獣が目覚め始めた。 スピードとスリルを求め、身体中の血がざわめいている。 ガレージに向かい、BOXSTERに火を入れる。 エンジンキーを回すと、水平対向ボクサーエンジンが吠える・・「バウンッ!」 銀色の相棒は、凍てつく寒さに身震いしながら、低い唸り声で身を揺すり続ける。 それはまるで、狩りの瞬間を待つ獣のようだ。 「・・お楽しみの時間だぜ。」 俺は一人笑みを浮かべてギアを入れ、サイドブレーキを静かに下ろす。 次の瞬間、俺は力の限りアクセルをフロアに踏みつけた。 銀色のBOXSTERは歓喜に身を躍らせ、夜明け前の闇に襲いかかっていった・・。 ・・あ、夢か(ベタ爆)。 正直、朝はあんまり記憶ないんですよねぇ・・ってゆーか、まだ意識不明だったのカモ^^;; 埼玉集合でKOUさん・たあさん・RYUさんにご挨拶した気はしますが、記憶があるのは談合坂S.A.で朝食取ったあたりからです(爆)。 ★少しずつ集合 談合坂で亀太郎さんご夫妻と合流します。 朝日が地上を照らし始め、今日が理想的な快晴だったことがわかります。 青く高い空・朝日を浴びた紅葉の山並のくっきりしたコントラストが素晴らしい! 楽しいツーリングを予感した瞬間でした。 やがて^^/ やまざきさんより電話が入り、追って合流するとのこと(爆)。 我々5台はうきわさんの待つ双葉S.A.に向かうのでした。 ちょっと遅れて双葉に到着・・うきわさん、お待たせしちゃいましたm(_ _)m ここで^^/ やまざきさん@無線車を待って、しばし休憩・・しかし寒い! 天気はこの上なくいいんですが、冷たい風がビョービョー吹いてます^^;;; そんな中、幌全開で^^/ やまざきさんが登場・・無線は忘れてませんでしたね(笑)。 そうそう、亀太郎さんも無線をお持ちで、3台でお喋りしてたようです(蚊帳の外爆)。 ★木曽街道 / 今日のお昼 諏訪湖S.A.で一服の後塩尻I.C.で降ります・・この間、渋滞らしい渋滞は一切なし! 木曽街道に入ると、紅葉はまだ控えめ・・ってことは標高も低いのかな? しかし何か空から落ちて来る・・白くて軽くて小さいモノ・・どんどん増えてくる・・げっ、これって雪ぢゃんっ! 天気雨ならぬ天気雪、いわゆる「風花」のレベルなんですが、かなりの間、ずっと我々の上に舞っておりました・・全員オープンのままでしたが(笑)。 やがて僕星団は「奈良井宿」なる宿場町へ・・クルマがやっとすれ違えるくらいの道の両脇に、時代劇のような宿場町の町並みが連なります。土曜の午前、井戸端会議のお年寄りと子どもが多く、皆様目を丸くして僕星団を眺めてます。 基本的には暖かな好奇の眼差し(爆)で、にこやかに迎えていただきました。 寝覚の床に一瞬だけ立ち寄り、この後昼食。 KOU団長お薦めのお店、ってことで、ツーリング恒例の(笑)蕎麦屋に入ります。 いかにも純朴そうな田舎の女子高生店員さんばかりの素敵なお店(笑)。 蕎麦は無駄にゴリゴリしたタイプではなく適度なコシで私好みでした・・でもつゆはかなりの濃いクチ&甘めで、ちょっと地域性を感じましたね。 投稿時間:02/11/13(Wed) 23:07 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その2 ★走りの神様 / 下剋上の幕開け 午後の観光コース、妻籠を過ぎた直後でした。 何気なくナビを覗くと、この先は細くてくねくねした線・・そう、峠です(!)。 画面から視線を戻した時、最後尾の私には^^/ やまざきさん@タイヤ慣らし中の小さな後ろ姿しか見えませんでした^^;; ・・そう、知らない間に私以外の全員に、「走りの神様」が降りて来たのです(爆)。 迫るカーブ、タイヤの悲鳴、全身で感じる横G、ないがしろにされるセンターライン、度肝を抜かれる対向車・・またもやいつものアレが始まったのでした^^;; 例のABSのガリガリ音もしっかり出した私・・駐車場で停めると、なんかゴムの焦げた匂いも漂ってるし(笑)。 降りたって歩いていると、RYUさんが盛んにボヤイています。 「せっかく峠なのに、あれはねぇよなぁ・・」 「ん、RYUちゃんどうしたの?」 「前のヤローがトロくて、まぢケツ突ついたろかと思いましたよ」 RYUさんは前から2番目、先頭は・・そう、埼玉僕星団長KOUさんです。 「KOUもヤキが回ったな・・そろそろ潮時ぢゃねぇの??」 思わぬRYUさんの言葉に、私は絶句したままです。 「結構速かったんぢゃない?」 「フッ、俺、コーナーの中で煙草に火ぃつけてましたよ」 くわえ煙草を唇の端で揺らせながら、RYUさんが苦笑します。 「さちおさん、やっぱアタマは俺でしょ、ロートルにはとっとと引導渡してさ」 RYUさんは髪にクシを入れながら、道路に唾を吐き捨てて言いました。 「そこんトコ、夜露死苦!」 ・・あ、白昼夢か(ベタベタ)。 #ちなみにこの日のKOUさんは、風邪で鼻水ズルズル・咳ゲホゲホのうえお腹が痛かったようです。 #それに今回はいつものボディガード兼騎手の方がいらっしゃらなかったので、誰も追いムチを入れなかったのが大きいですね。 ★馬籠の僕星団 ここでクルマを降りた僕星団は、馬籠を徒歩観光します。 坂道や石段の細い路地の両側に、江戸時代を保存した町並みが続きます・・イメージとしては、スペイン坂お江戸バージョン(もっと長いけど)。 よく晴れてるんだけど気温は低く、吐く息が凍ります・・日陰に入ると震えるほど^^;; しばらくそぞろ歩きをした後で、茶屋に入り、ぜんざいなど注文します・・しかしさちお第一希望の「栗ぜんざい」はなく、出てきたシロモノも単なる「アメリカンな餅入り汁粉」でした。 「ざけんなオラ、店長出せやぁっ!!」 のどかな馬籠の路地に、怒号が響きます。 ってのは白昼夢ですが、さちおはその後も「栗ぜんざい」を根に持ってました(笑)。 帰り際に酒屋で地酒「七笑」を2バージョン買い込み、今宵一夜の友とします。 ★妻籠の僕星団 / うきわ侍 「じゃ、今来た道を妻籠に戻りま〜す」ツアコン・KOUさんがアナウンスします。 ・・ってことは、またあのワインディングを通るんだ(笑)。 度付きサングラスの奥で、RYUさんの目がキラリと光ります。先ほど後塵を拝した^^/ やまざきさんも捲土重来を期して気合いを入れています^^:: しかし幸か不幸か逆方向は安全運転の先行車が詰まっており、往路の再現には至りませんでした。 妻籠は馬籠のようなアップダウンはなく、路地もエリアも広め。イメージとしては、時代劇に出てくる町並みです。 1時間程度(?)そぞろ歩きしましたが、基本的には民芸品とお茶屋と記念館です。でも趣のある木造建築・さりげなく立て掛けられた道具類・実稼動している水車など、珍しいモノが満載でした。 ここで私は気付きました・・うきわさんの様子が、どこかおかしい。 いつもにこやかに我々を見守るうきわさんが、妻籠に入った途端に急に無口になり、群れから離れるように一人で歩いている・・その顔から笑みは消え、真剣な表情。 「う〜ん、かなり寒いし、そう刺激的なスポットでもないし、うきわさん楽しくないのかな?」 私はうきわさんに近付き、軽くフッてみました。 「・・飽きちゃった♪」 次の瞬間、いつも温和なうきわさんの顔が、大魔神のように豹変します。 「何っ、飽きたとぉ・・この不届き者めがっ! 拙者が成敗してくれる、そこに直れいっ!」 店頭にあった木刀を抜き取り、上段の構えを見せるうきわさん・・冗談でしょ?(うまい?) これも白昼夢ですが真相はうきわさん、この町並みが事の外お気に召していたとのこと。 心は法悦境に遊び、夢見心地だったんですね(笑)。 「いやぁ、好きなんだよねぇ、こーゆー時代劇みたいなの・・懐かしさ、感じません?」 読み違いは怖いですね・・もうちょっとで切り捨てられるところでした^^;; そんな中、誰もが寒さに震えているのに「栗ソフト」を舐め歩きしているRYUさんも見受けられました・・嗚呼、若いって素晴らしい(笑)。 ちなみに私は甘酒を飲みました・・為念ですが、甘酒は子どもも飲める日本のトラディショナルなソフトドリンクです^^;;(なま酒は違うよ) 投稿時間:02/11/14(Thu) 17:46 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その3 ★ゲロ(*q*;)温泉に到着 日も傾き、更に気温が下がる気配・・僕星団は宿に向かうことにしました。 目指す「下呂ロイヤルホテル雅亭」はすぐにわかりましたが、7台の僕星団を見て番頭さんは大慌て・・事前に「7台ですが駐車場大丈夫ですよね?」って聞いてたのに凸(-","- ) しかし若干もたつきつつもバラけながら、18時前には部屋に入れました。 雅亭は期待したほどの豪華旅館ではなく、まぁまぁの中堅どころ^^;; 下呂的にはTOPシーズンだし予約/人数確定も土壇場だったしご予算もあるし、ってことで、ご参加の皆様ご理解の程をm(_ _)m 部屋に入るなり、おもむろにたあさんが自作の卓上CDプレイヤー(仮称)を設置します。旅館の座敷に、粋なJAZZが響きわたりました(笑)。 お茶菓子をいただきつつ談笑の後、一同は屋上露天風呂に向かいました。 露天風呂は横に長い檜造りで、下呂の町を一望できます(この時刻は既に夜景でしたが、朝は紅葉の山々が眺望できたそうです)。 しかしこの、空からチラチラ舞ってくる白いモノは・・あっ、やっぱ雪ぢゃんっ! 予想通りの雪見風呂、積もる根性もない風花だったので、安心して風雅を楽しむことができました♪ アルカリ性の泉質はちょっとぬるんとした肌触り、檜の香りもアロマテラピーな夕べでした(一部意味不明)。 ★ゲロ(*q*;)温泉の夕食 風呂にギリギリまで入っていて、ちょっと遅れて夕食。 温泉旅館らしくお膳にセッティングされた料理が、お部屋に並べられています・・4:4でフィーリングカップル的に向かい合う僕星団(笑)。 料理は「いかにも温泉旅館」、特にうまくもない冷めた小皿の数々と、固形燃料で炙る焼き物&小鍋・・でもビール飲んでると、最後の飯まで食えないんだよねー^^;; 「乾杯だけ」のはずのビールが、次々に空いていきます(笑)。 このあたりでKOUのアニキが徐々にペースを上げて来ます・・浴衣にあぐらがこれほど似合うとは、平成の世には貴重な存在です(爆)。 次第に全ての「ら行」が巻き舌となり、「だべさ」混じりのミョーなアクセントが目立ってきました・・「さちお」を名乗って、フロントにミョーな電話してるし(爆)。 デザートも終わったところでもうひと部屋に移動、二次会となります。 さちおが準備した「ミニ卓球セット」を一応試してから、とりあえず飲み始めます。 アルコールは馬籠で買った地酒「七笑」(3合入り?)×2種、亀太郎さんご提供の紹興酒、たあさんご提供の飲みかけ(笑)ウヰスキー「カナディアンクラブ」2種、さちお提供のワイン「シャトー・クレールミロン'97」等。 ★ゲロ(*q*;)温泉の夜は更けて 酒の肴に、と「ジェンガ」なる「崩したら負け系」ゲームを始めます。 #肩に手を乗せるフォークダンスではありません^^;; 塔を崩さずに板を抜き、上に積んでいくだけの単純なゲームですが、これがなかなか熱くなる(笑)。 石橋を叩く慎重派もいれば天性の閃きでクリアする感覚派もいて、各人の性格が垣間見れた気がします・・ちなみに崩したのは2回ともたあさんでした(爆)。 夫唱婦随でアドバイスし合う亀太郎さんご夫妻・「これじゃ酔えねぇよ〜っ!」と叫ぶKOUさんが印象的でした♪ 続いてトランプの封が切られ、大富豪(=大貧民)大会の始まりです(笑)。 8人とゆー大人数でプレイしたため、1人あたりの枚数が少なくなるのは必然、強い札がバラけがちなのも必然・・とゆーことは、搾取階級になった場合は有利になるはずですよね。 しかし現実には波乱万丈、長期政権の大富豪は現れませんでした(前半はさちお、後半はうきわさん優位で推移していましたが)。 むしろ目立ったのは、困窮から逃れられない貧民窟の人々・・具体的には、RYUさんとたあさん(爆)。序盤は沈黙を守り全てパス、最終決戦で平民を目指す姿は、涙なくしては見られませんでした(TT) 「生涯平民」の亀太郎さんも異色でしたね(一度大富豪になったけど)。 もちろんトランプの間もお茶のように酒が消費され、空瓶が増えていきます・・みんなけっこー飲むのね^^;; トランプを切り上げて、ご歓談タイム。 と言ってもけっこー長時間遊んでいたので、もはや深夜の領域。それでも一同、酔いながらも元気にお喋りしています・・サイトの話、書き込みの話、タイヤの話、コーナリングの話(爆)。 KOUさんはさすが団長兼ツアコン、翌日の行程が気になる様子。ノートPCで積雪/凍結状況をWEBチェックしながら、ルート検討を重ねます(偉)。 一同にヒアリングの結果、「せっかくだから飛騨牛が食べたいっ!」とゆー亀太郎さん・さちおの執着もあり(笑)、「Uターン覚悟で高山に向かう」ルートで合意しました。 ここでやっと亀太郎さんご夫妻を解放、各自自由行動となりました。せっかくなんでもう一度温泉に向かいましたが、心臓への負担が実感できたため(爆)、早々に引き上げます。 部屋に戻って横になった私は、ダベっている皆の声を消えゆく意識の中で聞いていました・・。 (推定就寝時刻02:30頃?) 投稿時間:02/11/18(Mon) 22:52 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その4 ★けだるい朝 翌朝、私は7時頃から断続的に目覚めていましたが、ちゃんと起きたのはギリの8時頃。 しかし^^/ やまざきさんは結構早く、既に朝風呂まで済まされていました。 仲居さんのさりげないプレッシャーで(笑)、朝食の時間となります。 二日酔はなかったものの、煙草の吸い過ぎ・寝不足&病み上がりで身体の重い私^^;; それでもしっかり朝食をおかわりし、長い1日に備えるのでした。 こんな時もKOUさんはPCを傍らに起き、路面状態と天気予報のチェックを繰り返していました(偉&謝!)。 朝食の後、チェックアウトまでの荷造り中、窓から外を眺めていたうきわさんがひと言「青の僕星が来た」。 そう、bononoさんのご到着でした・・お待たせしちゃって申しわけありませんm(_ _)m #bononoさんは早めに下呂入りし、立ち寄り風呂を楽しまれていたとのこと・・それも混浴で(笑)。 10時にチェックアウト、下呂の町は静かで人影/クルマもまばら。 駐車場に集合し幌を開けたりしていると、宿泊されていたご家族がゴッツ注目してます。 「どこの国のクルマ?」と聞く娘に「ポルシェよ」と答えるかーさん(註・逆ではない)。 「地域は違うけど986が多いな・・」とーさん、目の付け所がいいね(笑)。 と思ったら、とーさんが私に直接取材です・・「986って、何?」 「えっと〜、このクルマの型番だと思ってください」と答え、ご納得いただきました。 さぁ準備も完了、土地に明るいbononoさんに先頭をお願いし、いよいよ出発です! ★地元の皆様 しばらく市街地を走り、41号=せせらぎ街道を目指します。 橋を渡って民家が散在する郊外を走っていると、どーも人影が多い気が・・ミニパトとかいるし、門前に総出のご家族もいらっしゃる(!)。 「・・さては張り込まれたか?」と一瞬不安になるも、しばらくして謎は解けます・・ゼッケンを付けたマラソンランナーが、路肩を走っておられました。 そう、我々はマラソン応援の沿道の人々の注目を浴びる結果になったのです(^^ゞ こんな時、瞬時に紳士的かつ友好的なツーリングクラブに豹変できる僕星団・・なかなかの役者揃いと言えるでしょう(爆)。 ジャージにチャリの女子中学生・幼児・お婆ちゃん・・地域住民の熱烈な歓迎を受け、嬉し恥ずかしの僕星団でした(*^_^*) #やっぱ手を振ってもらったら、笑顔で手を振らなきゃね(^o^)/~~~ ★紅葉のせせらぎ街道 やがて一行はせせらぎ街道に入ります。 ここは紅葉した渓谷の山沿いに、ゆるやかなカーブが続く絶好のドライブコース! 景色を堪能しつつ遅くもない最適なスピードで、視界全部の紅葉を満喫できました(^^) 最後尾の私の密かな愉しみに、コーナーを次々と駆け抜けていく皆を眺めることがあります・・コーナーを順番にヒラリ、とクリアしていく僕星の姿は、まぢ堪えられません(笑)。 やがてコーナーを回るたびに、少しずつ景色が変わっていくのに気付きます。紅葉した広葉樹やそそり立つ針葉樹の枝葉の上に、白いモノが目立ち始めました。 「・・これって、雪ぢゃん。」 紅葉もそのままに、うっすらと雪化粧した飛騨の山々。凍結はしていないけれど冷たく濡れた路面・・そんな中、全員オープンの僕星団は静かに走ってゆくのでした。 そのうち我々は木々が作った紅葉のトンネルに入っていきます。カーブの多い山道ですが「走りの神様」は降りてきませんでした。 その理由は・・濡れた路面・路肩の雪・やっと1台分の道幅・見通しの悪さ・時々頭上から「トサッ」「パラパラッ」と落ちてくる融けた雪・・そして何より、先頭が良識派のbononoさんだったことでしょう(爆)。 いずれにせよ、天然の紅葉トンネルは心洗われる美しさでした。 投稿時間:02/11/18(Mon) 22:55 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その5 ★パスカル清見 そして一行は道の駅「パスカル清見」に入りました。 混雑はしていなかったもの、幌全開で次々に入ってくる僕星団はここでも注目の的! 駐車場の隅に紅葉をバックに並べて停めると、おっちゃんたちが品定めに寄ってきます(若い女性希望爆)。 ここで我々は下車、しばし休憩しました。 売店前には実演販売のテントが並び、釜焼ピッツァや餅を売っています。 WCを済ませた私がテントの前を通ろうとすると、何やら人の輪ができてる・・よく見ると、我らがKOU団長が餅をついていらっしゃる(爆)。 いかにも「男衆」の貫禄が漂うKOU団長の杵さばきに、売店のおばちゃんたちの瞳はハートになっていました(笑)。 予想通り飛び入り見学は現れませんでしたが、こちらが飛び入り餅つきしちゃいましたね・・つきたての粟餅、あったかくて美味しかったですよ>KOUさん ★飛騨和牛炭火ステーキ パスカル清見を後にした僕星団・・目指すはランチの会場である高山市です。 高山が近付くにつれうっすらと霧が出て空は薄曇り、路肩の雪が目立ってきます・・なんか思いっきり冬景色なんですけど^^;; しかし我々の志気は下がりません。ほとんど対向車もない街道を、白い息を吐きながら静かに進む僕星団・・全員オープンのその姿は、一種の荘厳ささえ感じさせるのでした(一部誇張)。 やがて沿道にも民家や商店が見られるようになり、一行は高山市内に入ります。 ほどなく高山市役所の有料駐車場に到着、先行したKOUさんが係員役を買って出てくれ、手渡したコインを投入しては駐車券を抜いてくれます(謝)。 市役所からランチのお店までは徒歩2分程度。 「山武商店牧場直送飛騨和牛食べ処」とゆー、どこからどこまで店名なのかわからんお店(笑)。 店頭でパック詰めされた肉を選び、店内で焼いて食べるとゆー独自のシステム・・ここでも肉選びを買って出たのはKOUさんです。 なぜか焼野菜/生野菜とプリン/ゼリーは取り放題の食べ放題で、余るほど野菜がキープされました^^;; 焼肉屋のようなテーブルに炭火が入れられ、カットされた霜降りステーキ肉が出てきます。う〜ん、これはお見事! 早速ガンガン焼きますが、どうもコツがわからない。 とゆーのも、私は普段表面炙ったくらいで食べるのが好きなんですが、そーするとどーも美味しくない(明らかに脂っこい)・・我々の卓はせっかちなメンツが多かったせいか、ヤキに時間をかけられないし^^;; ^^/ やまざきさん曰く、霜降りで脂の乗った肉はよく火を通したほうが美味いとのこと。皆のペースも落ちた後半戦で、やっとそれを実証することができました(笑)。 それにしても印象的だったのは、二人で総計4個のデザートを召し上がった亀太郎さんご夫妻(笑)。 #プッチンプリンをきちんとお皿に「プッチン」してたのは^^/ やまざきさんでしたか(健忘)。 また、この間もノートPCで路面状況CheckしてたKOU団長にはアタマが下がりますね。 かくして大多数が大満足のステーキランチが終わったのでした(ちなみに@3,000円)。 投稿時間:02/11/19(Tue) 17:37 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その6 ★安房トンネルへの挑戦 ランチを終えて市役所駐車場を出ます・・またKOUさんが係員役、一人一人に「あんれまぁ、大宮から来たのぉ? 遠くからご苦労さんだにぃ」とかネタをカマしてるし(笑)。 スムースに全員揃って、高山の中心地に乗り込んで行きます・・嬉し恥ずかしの繁華街ど真ん中パレード、多少は慣れましたがやっぱりドキドキです^^;; その後郊外に出て158線を走ります・・この頃には太陽も顔を出し、爽やかな午後になってきました(^^) 途中、要給油の団員は随時GSに立ち寄ります・・落ち合うのは大きなドライブイン(高山ラーメン製造見学所があるトコ)。 程なく全員が揃い、いよいよ「安房トンネル」攻めです。 今回最大の難所を前に、僕星団は武者震いするのでした。 その時、KOU団長が重々しく言いました。 「ここからはオレ一人で行く。お前らはここに残れ」 「待ってください団長、死ぬ時は一緒と約束したじゃないですかっ!」 口々に叫ぶ僕星団一同、しかしKOU団長は鋭く一喝します。 「これは命令だっ!」 沈黙した全員を見渡しひと呼吸すると、KOU団長は静かに語り始めました。 「いいか・・お前らには、使命がある。埼玉僕星団を世界僕星団にする、大きな 使命だ。オレの分まで、生きてくれ。そして必ず・・天下統一を果たしてくれ」 「団長・・」「団長ッ!」 僕星団員は一様に頬を濡らし、すすり泣いています。 「もしオレが戻らなかったら・・○のこと、よろしく頼む」 KOU団長は寂しそうに微笑むと、ヒラリとザンジSに飛び乗りました。 「団長ぉお〜っ!」 小さくなるザンジバルレッドの僕星Sに、僕星団は叫び続けるのでした・・。 哀しみにくれる僕星団の中、RYUさんがニヤリと笑いました。 「フッ、やっとオレの時代だな・・」 白昼夢で〜す(居直り)。 んで実際はこんな感じ・・ 「オレ、先行って路面状況見てくるわ・・ダメだったら^^/ やまざきさんに電話入れるけど、連絡なかったら追って来て」 そう言い残して消え、^^/ やまざきさんを困惑させたKOUさんでした(笑)。 「・・とりあえず、ちょっと間ぁ開けて、行こか?」 我々は適度に時間差をつけ、出発するのでした。 ★敗走する僕星団 雪化粧した枯木立に木漏れ日が差すワインディングを、団長抜きの僕星団が走っていきます。 この時、なぜか^^/ やまざき号は最後尾でした・・KOUさんからの連絡が入るカモなのに(笑)。 直前にいた私は、ミラー越しに密かに^^/ やまざき号の動きを観察するのでした。 その時がやってきました。 「ゆずり車線」が現れた瞬間、急加速して左側からぶち抜いて行くアリーナレッド・・しかし先行グループは一瞬たじろぎ、^^/ やまざき号は先頭に立てませんでした。 その後の^^/ やまざきさんの走りは、末永く語り継がれることでしょう・・表立ってお話できないのが残念です(爆)。 ともかく^^/ やまざきさんは先頭に立ち、ハザードで我々を停めたのでした。 路肩の退避帯に停車した僕星団。 やはりKOUさんより「これ以上は無理、撤退!」の連絡が入っていたのです。 快進撃を続けた僕星団は、ここで初めて敗退することになりました・・程なくUターンしたザンジSが戻ってきます。 「いや、ヤバいわ・・道凍ってるわ」とKOUさん。 「フッ、よく言うぜ・・臆病風に吹かれたんぢゃねぇの?」 皆が振り返ったその先にいたのは・・そう、RYUさんです。 「RYUさんやめなよ、KOUさんは皆の安全を思って・・」 そう言う私を遮って、RYUさんは続けます。 「まぁKOUのドラテクじゃ、ヤバいカモ知れないけどな・・フッ」 RYUさんは革のグローブを嵌めてエンジンをかけています。 「RYUさん、何やってんのっ?」 「オレは行くぜ・・腰抜け爺さんは、帰って温泉でもつかってな」 捨て台詞を残し、RYUさんはタイヤを鳴らして急発進して行きました。 そして我々は、二度とRYUさんに会うことはなかったのです・・。 う〜む、白昼夢的に定着した新キャラ、早くも散っちゃいましたね(爆)。 ともあれ、もとい。 ここに至って、僕星団は名誉ある撤退を選んだのです。いやー、天候には勝てまへん^^;; 投稿時間:02/11/20(Wed) 20:14 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その7 ★看板との再会 我々は先刻のドライブインに戻り、体制を立て直しました。 このスキに給油を行う^^/ やまざき号・さちお号・うきわ号。 「もし安房トンネルがダメだったら引き返す」とゆー当初の打ち合わせ通り、来た道を戻ります・・次の集合は中津川I.C.(遠ッ!)。 今回は特に速度別並び順はせず、ランダムに走り出した僕星団・・この油断が悲劇を呼ぼうとは、誰も気付かなかったのでした。 41号に入る交差点。8台の僕星が1回でクリアするには、信号が早過ぎました・・赤が長くて青が短かい設定だったんですね。 残り3台、2台・・このあたりで信号が黄色に変わってしまったのです! 「黄色は "急げ" でしょ!」 せっかちなさちおは、無造作にアクセルを踏み込みました。 しかし前のたあさんは動かず、銀僕のフロントが黄僕に・・ 「ガコン」 悲劇はそれだけでは終わりませんでした。 後ろから押された黄僕が、交差点の中に飛び出したのです! 「プワァ〜〜ン」 たあさんの目に写ったのは、迫る巨大トレーラーの姿でした・・。 あ、もちろん白昼夢でっせ^^;; たあさんとさちおは別名「僕星紳士団」、しっかり停まって安全運転です(^^) ・・しかし長い信号だ。 信号待ちの間に「ガラスの仮面」全巻読破できそうだ。 我々が動き出した頃には、我々以外の僕星団は残り香さえも残していませんでした。 猛追しようにも、夕暮れの41号はやや混雑しています。 「大丈夫だ、中津川で落ち合えればこれもネタのひとつだ・・」 さちおはナビ(愛称:奈美子)を心の支えに走ります。 「まもなく、右方向です・・右折レーンがあります」 奈美子のアナウンスに従い、自信たっぷりにたあさんをリードするさちお。 ちょうどこの頃、^^/ やまざきさんから電話が入りました。 「今どこですか?」 「今・・高山」置いて行かれて不機嫌なさちお(苦笑)。 「41号来てます?」 「ナビに従って右折したけど・・ともかく中津川目指してるから」 しかし5分程走った後、たあさんとさちおは愕然としたのです・・行く手には「この先通行止め」の看板がっ! ・・嗚呼、西伊豆に引き続き、またしてもこの看板に行く手を遮られたのです^^;; 投稿時間:02/11/20(Wed) 20:14 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その8 ★迷走 〜小さい秋見つけた 奈美子に再探索させて、Uターンするたあさん&さちおペア。 戻った41号はなぜか空いていたため、2台は先を急ぎます・・辺りには夕暮れの気配が漂ってきました。 午前中に走ったせせらぎ街道、紅葉に囲まれあんなに楽しかったのに、今では暮色に沈み、もの哀しささえ漂わせています。 渓谷の山沿いゆえ空が小さく、左右に山が迫っているのです。 我々2台の前には、決して速くはない旧型の4駆が1台あるのみ・・気温が下がった山間部を、フルオープンの2台が走って行きます。 心細くなったさちおは、一人唄を口ずさんでいました。 ♪目かくしおにさん 手のなるほうへ すましたお耳に かすかにしみた 呼んでる口笛 もずの声 小さい秋 小さい秋 小さい秋見つけた (「小さい秋見つけた」作詞:サトウハチロー JASRAC無許諾) あぁ、空には星が出てきたなぁ・・ あれはKOUさん星、あれは^^/ やまざきさん星、 ふたつ並んだあの星は、亀太郎さんご夫妻・・ あっ、去年亡くなったおばあちゃんが笑ってら・・ 誰かが後ろからウィンデフを叩いてるぞ・・ 「手袋をくださいな」 どうしてこんなところで・・ しかも伸びて来たのは、仔ギツネの手じゃないか・・ しかし眩しいな・・後ろのたあさんのヘッドライトか・・ ・・ハッ、たあさん? ヘッドライト? 危ないところでした(白昼夢)。 あまりにも静かな薄暮の山間が、私の意識を異境へと連れ去っていたのです(爆)。 迫る闇にライトをつけた2台は、それでもオープンのまま先を急ぐのでした。 やがてKOUさんから電話が入り、現在地を答えます。 「あ、すぐ近くですね・・じゃ、舞台峠ってドライブインがあるんで、そこにいますから」 近いとわかり勇気百倍、アクセルを踏む右足にも力がこもります・・かと思ったら5分も経たないうちに、舞台峠の看板と駐車した僕星団が見えたのでした。 ・・そう、我々は生きて合流できたのです(号泣)。 投稿時間:02/11/22(Fri) 18:28 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その9 ★中津川へ 舞台峠のドライブインは、売店の明かりはあるものの真っ暗な夜の闇の中。 続々と屋根を閉める僕星団・・^^/ やまざきさんの訴えるような視線を感じながら、私もそそくさと屋根を閉めました。 ここからは全員一団となり、暗闇の街道を走ります。少々混雑した道に、疲労と苛立ちを隠せない僕星団。 30分以上は走ったでしょうか、我々はやっと中津川I.C.に辿りつきました。 ここで僕星団は第一次解散式を行いました。寒風吹きすさぶ暗闇のパーキング、立ち並ぶ皆が震える中、KOUさんの挨拶が続きます。 「さて、人生には大事な三つの袋があります。ひとつは "お袋" ・・(以下略)」 鼻水がツララになる者、貧血で倒れる者、立ちながらにして凍死する者・・ ここで僕星団は、その戦力の半分を失うのでした。 白昼夢は追いといて、bononoさんとは流れでお別れ、他のメンバーは双葉で合流することになりました。 この時点で17:30頃だったでしょうか・・残された距離と時間から、その後の展開はなんとなく読めていたような気がします(爆)。 ★中央爆走族 〜Dance with A-class 走り出した当初、私の前にいたKOUさんは80km/h程度をキープ、ゆっくり走っています。 「ん?」と思いつつも様子見した私は、中央車線を後ろから付いていきました。 その時でした。 ミラーの中でぐんぐん大きくなるヘッドライトが・・アリーナレッドの僕星でした(笑)。私のおカマを掘りかねない勢いで背後に急追し、赤僕はギュイン、と右から抜いて行きます。 すぐに右車線に入りアクセルをベタ踏みした私・・赤僕の背中に執拗にパッシングを浴びせます^^;; とんでもなく長いトンネル2本を抜けると、ガラガラに空いていた中央道。照明灯も少なく、時にはハイビームにしなければ先が見えない状況です。 しばらく行くと、先行していたザンジSが不審な行動をしている。 他の車線はガラガラなのに、右車線を走ってるAクラスの真後ろにピッタリくっついて走ってるんですね(笑)。 「KOUさ〜ん、何やってるのぉ〜」と私は中央車線に並びます。 しかしザンジSのパッシング(まぁお下品♪)を無視するのを見て、「あのAクラスは、右車線を意地でも死守したいんだな」と理解しました。 私は面白がってKOUさんの後ろについてみました。 するとKOUさん、前を譲って私の後ろに入る・・そう、Aくん(仮称)を私に預けたのです。 そして私が後ろについた直後。 Aくんは、すぐに車線を変えて、私に先を譲ったのです! でも私に続き、KOUさんが抜き去ろうとすると・・また右車線に戻り、前をふさぐAくん(爆)。 おちょくられてるとしか見えないKOUさんを尻目に、私は先を急ぐのでした・・ しばらくして振り返ってみると、Aくんの後ろに今度は3台並んでる・・前から^^/ やまざき号・RYU号・KOU号でしょうか(爆)。 Aくんは^^/ やまざき号に譲り、右に戻ろうとしたけどRYU号に気付いて先に行かせます。 でも、次のKOU号の前は塞ぐんだな、これが(爆)。 ・・最終的にはKOUさんも、Aくんを抜き去ることができたのですが^^;; Aくんをクリアした先頭集団を遮る者は誰もいません・・記念写真撮影機くらいです(笑)。 急遽結成された「極悪僕星団」、その傍若無人ぶりはエスカレートする一方・・ 闇を切り裂き、ぬゆわkmノーブレーキで背後に迫り、譲らなければ左からぶち抜く・・ヤツらはヒトの姿をした悪魔です(笑)。 ・・あ、もちろん私は、法定速度遵守の優良安全運転でしたよん(どの口がゆーか爆)。 投稿時間:02/11/25(Mon) 18:24 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・その10 ★双葉S.A.でのディナー ずいぶん走ってやっと双葉にピットイン。 優良安全運転の私が着いた頃には、既にKOUさん・^^/ やまざきさん・RYUさん・たあさんがお待ちでした。 寒い中ずいぶんお待たせしてしまったようです(爆)。 「貴様っ、それでも僕星団員か! 目をつぶれ、歯を食いしばれっ!」 「なんせローマ経由だからね、ケッケッケ」 「・・ま、オレについて来れるワケがないけどな、フッ」 口々に私を罵倒する極悪僕星団。 その後ろでは、たあさんがせっせと黄僕の虫汚れを拭いていました。 ってゆー白昼夢はともかく、皆を驚かせたのはたあさん! 他の3人とは確かに楽しく絡みながら走ったのですが、誰もたあさんに抜かれた記憶がないのです(爆)。 ・・やはりたあさんの黄僕には、「わーぷ」ボタンが付いているのでしょうか?? #テクイップメントカタログ見直して見よう。 双葉のパーキングで、興奮状態の我々は異常に盛りあがって騒いでおりました。 やがてうきわ号、その後亀太郎号も到着し、ここでディナータイムとなります。 TRCとPSMについて、ホイールバランスとアライメントについて、忘年会の参加見込みについて、積もる話は尽きないのでした。 ★自分史上最悪渋滞^^:: 双葉を出ると中央道もそこそこ流れており、一気に首都高までなだれ込みます。 実はこの時、私の可愛い奈美子は警告を発していたのです・・八王子で降りるようにと。 しかし私は「こいつぅ、寝呆けてるのかぁ♪」なんて奈美子に取り合わず、首都高突入を図ったのでした。 そこそこ流れていた首都高ですが、箱崎の分岐点でビクとも動かなくなりました。 「やられたよ・・ま、首都高まで来ちゃえば気分的にもラクだし、待ってりゃそのうち進むでしょ」 私はいつになく余裕を見せ、カリカリ1分を争うことをしませんでした。 しかし動かないなぁ・・と思ったその時でした。 私の右後方の車線で、次々にクルマが片側に寄っているのです。 緊急車両の通過かモーゼの十戒のように、渋滞の列が割れていきます。 その先にあったのは・・ザンジバルレッドの僕星Sでした。 その男はザンジSから降り、木刀をぶら下げて高速道路上を歩いています。 そして前を塞ぐクルマを、順番に木刀でガンガン叩いてるのです。 「おら、どけやぁっ! わしゃ急いどるんじゃ、ぼけぇ」 明らかに素人とは違う態度・風貌に、渋滞中のクルマは次々に従うのでした。 分岐点までの車線を開けたその男は、ザンジSに戻って悠々と走り出しました。 深夜なのに白昼夢とはこれ如何に。 しかしあまりにも動かない・・気付いてみれば30分経ったのに、100mくらいしか進んでいません^^;; 温厚篤実で知られる私も、さすがにイライラして来ます・・このまま朝になるんじゃないか? 「もうガマンできない・・首都高を見限ろう」 私は礼儀正しく隣り車線に入らせていただき、流れている9号に入ります。 そして一番近い出口(確か木場)から、一般道に降り立ったのでした。 一般道も工事による車線規制が多かったため、大金持ちの私は安行から再度6号に合流、おらおらオーラで先を急ぎます。 東北道に入ればこっちのモノ・・記憶が定かでありませんが(笑)、すぐに岩槻I.C.でした。 かくして私の「紅葉温泉ツーリング」は無事幕を閉じたのです・・時刻は00:30頃でした。 投稿時間:02/11/26(Tue) 12:19 投稿者名:さちお タイトル:実録!紅葉温泉ツーリング・あとがき ★あとがき 2W以上経った今、私は改めてあの2日間を振り返っています。 燃えるような紅葉の山々、うっすら雪化粧した針葉樹、風花の舞う温泉・・いずれも生涯の思い出となる素晴らしいものでした。 今回は一泊を前提にしたこともあり、純粋なドライブ(=駆る歓び)以外に、馬籠/妻籠観光や温泉・宴会/ゲーム、餅つき・炭火焼等、たくさんの企画を楽しめましたね。 これら全ての局面で、KOUさんの綿密な下調べと献身的な現場対応が実感できました。 2日目はハードな日程となりましたが、主な原因は「夜更かしで出発時間を1時間遅らせた」「飛騨牛のために引き返し覚悟で高山入りした」の2点です。 でも考えてみれば、これらはいずれも私中心にその場で要望したもので、KOUさんの当初の予定を変更したものなんですね(笑)。 そーゆーワケで、KOUさんの幹事ぶりは完璧だったのではないかと。 この場を借りて、改めて幹事のKOUさんに、深く厚くお礼申し上げます。 しかしそれもこれも、皆様の参加があってこそ。 「こんなに沢山の方と楽しい時間が過ごせるんだ・・いっちょやったるか!」 これがKOUさんと私の大きなモチヴェーションになってるワケです。 今回は観光・酒・ゲーム・語りを通じ、皆さんとより深いお付き合いができたのがとても嬉しかったですね(^^) 今回参加できなかった皆様も、また次回以降お会いして、一緒に遊べるといいですね! 毎回ツーリングの度に思うことがあります。 自分ではためらう長距離エリアも、僕星団でつるんで行くと、身も心もキツくもないなー、ってこと。猪苗代にしろ木曽/飛騨にしろ、今までクルマで行こうなんて発想はなかったし(今回も観光の時間を短縮すれば、日付が変わる前の埼玉日帰りも可能でしたね・笑)。 つまり実感したのはこーゆーこと・・ 「ポルシェに乗ると、日本が狭くなる」(爆) 長文にお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。 今後とも当サイトおよび埼玉僕星団ツーリング、よろしくお願いいたします! |
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